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Araki Hana

学校 立教大学 異文化コミュニケーション学部
学年 学部2年
職種 営業
勤務期間 2020-11-01 〜 現在
2022年 04月 11日

私にたくさんの「教え」をくれたインターン

インターンを始める前の自分

自分が通っていた中高一貫校はなんでも自由にやらせてくれる学校で、学校行事は全力で楽しんだし、学校生活を充実させることに必死でした。
幸い友達にも先生にも恵まれ、とても思い出に残る6年間でした。
大きな挫折や失敗も経験したことがなく、なんでも少し頑張れば周りから認められるくらいのレベルになるから大丈夫、という謎の自信もありました。

でも、大学に進学したのはなんとなくでした。
もともと大学に通う意味ってなんだろうと思っていたのですが、周りが当たり前のように大学に進学するので、自分も自然に進路調査票に大学と書いていました。
特に興味のある学問もやりたい研究もなかったので、なんとなく面白そうな大学と学部を選んで指定校推薦で入学しました。
コロナの影響で大学の初めての授業はオンラインで始まり、大学の友達とも浅い繋がりになってしまい、出せと言われるから課題やレポートをやっていました。

春学期が終わり、成績表が届いて中身を見た時、自分が授業の内容をほとんど覚えていないことに気づきました。
課題やレポートを出していたので単位は取れているけど、この「単位」を取るために時間を費やすのはちょっと無理かも。と直感的に思ってしまいました。
自分は今までやりたいことをやり、楽しむだけ楽しんで、「『今』を全力で生きる!」がモットーでしたが、大学生になってから何か熱中できるものがないことに気づきました。

その状況に自分が置かれていることが好きではなかったので、「営業 インターン」で検索してとにかくひたすら何かに熱中できる環境を探しました。

インターンを通じてどんな風に成長したか

このインターンを通じて、自分は様々な経験、感情、価値観に出会いました。
インターンをしている期間で何回も挫折し、何回も考えが変わって、どんどん新しいステップに進んでいる気がします。
自分はこのインターンを通じて、プレイヤーとして、マネージャーとしてたくさんの挫折をくり返しました。

プレイヤーとしては、最初の2ヶ月間結果が出なくて本当に苦しみました。
今まで大きな失敗がなかったので、挫折しているという現実が受け入れ難く辛かったのを覚えています。
「向いていない」という曖昧な言葉を使って辞めてしまおうかと考えたこともありました。
しかし自分で始めたことなのだから最後までやれることはやろうと、前を向いて立ち直ったという経験は自分の成長に間違いなくつながっていると思います。

マネージャーとして動くようになってから、自分の考えていることを伝えることの難しさに気づきました。
チームを持つようになってから、メンバーの悔しさは自分の悔しさで、メンバーの喜びは自分の喜びでした。
メンバーのことを常に考え、愛を持って接するということが単純だけど本当に大切だと学びました。

今でもマネジメントに関しては試行錯誤を重ねており、これという正解にはたどり着けていません。
そのくらい難しく大変で、とっても楽しい分野です!

成長できた理由・要因は?

自分が成長できた理由は主に2つあります。

1つ目は、「数字」で結果を残すということにこだわり続けたことです。
マネージャー職に上げてもらう時に、売り上げの最低ボーダーが提示されました。
当時の自分にとっては決して容易いボーダーではなかったですが、マネージャーになってからその数字を下回ったことはありません。
「営業は『数字』が全て」という社長の言葉をいつも念頭においていました。

トップセールスは何回も取り逃してしまいましたが、「数字」を意識し続けた結果、今年の夏に念願のトップをとり歴代売り上げ最高記録を残すこともできました。
ここでの営業活動では、常に自分にいい意味でストレスと「数字」のプレッシャーがかかっている状態で、それが自分の成長の要因でした。

2つ目は、「当たり前の基準を上げる」ことです。
自分たちはプロとしてお客様と接しています。
プロのスーツ屋さんとして、プロの営業マンとして仕事している以上、「このくらいでいいかな」という妥協は許されません。
現状維持は退化だと感じます。
先月「うまくいったこと」は今月は「当たり前」に変わります。
自分の限界は自分で決めない。これは仕事をする上で大切にしていることです。

営業マンとして、スーツのテーラーとして、マネージャーとして、ビジネスマンとしての「当たり前」を更新し続けたことが成長した要因の1つです。

私にとってインターンとは

月並みな表現かもしれませんが、このインターンは自分にたくさんのことを教えてくれました。
今までの自分の考え方や意識の甘さ、頑張っても結果が出ない悔しさ、自分の考えがうまく伝わらないもどかしさ、ビジネスで頭を回すことの面白さ、チームで目標を達成するしたときの喜び、など。
こんなにたくさん感情が動かされ、悩んで悲しんで楽しかった1年間はありませんでした。

このストーリーを書きながら、自分がこのインターンに入っていなかったらどうなっていただろうと考えました。
もしかしたら、挫折知らずで甘い考えを持ち続けていたかもしれないです。
大学受験の時のように妥協を続けていたかもしれないです。
将来のビジョンやビジネスの面白さを語る仲間も多分いなかったです。
本気で仕事ができる環境に身をおけていることに、心から感謝しているし本当に自分はラッキーだなと思います。

Nếu bất cứ ai quan tâm đến nó và đang bị thua lỗ, tôi khuyên bạn nên nhảy vào ngay lập tức.
Chúng tôi mong muốn được làm việc cùng nhau trong môi trường này và làm việc chăm chỉ để phát triển!

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